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『When You Gonna Learn?』を極める。<最終回-エピローグ>

 2014 / 11 / 28 / Fri 



今回のシリーズ、開始前は3回…もしかしたら4回になっちゃうかな…と思っていたのに、倍以上に
なってしまいました。本来の目的であれば<3>、<4>、<7>の3記事だけで十分ですよね…。
それほど、私のこの曲とJay&Jamiroquaiに対する思いが深い…とご理解下さい。


ここまでくると?なんだか<最終回>がさびしいような気がしてきました…。(一人で盛り上がってる。)


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1988年にレコーディングされた『Natural Energy』に“learn”という言葉が出てきている点といい、
一番古いデモテープが1989年に制作されている点といい、『W.Y.G.L.?』はJayが1992年のデビュー
までずっと大切に(温存?)していた作品だと推測できます。



Jayは、「デビューするならこの曲で…!!」と心に決めていたのではないでしょうか?
(だから私も更新再開はこの記事と決めていました。←イタイ?)


ここで、私の『W.Y.G.L.?』収録CD一覧を記録しておきます。


最低でもこれだけのCDに収録されている『W.Y.G.L.?』たち。特別な曲でないワケがない。

Jayにとっての原点だもの。(オリジナルメンバーはもうJayだけなのであえてこう書きます。)

特別であって当然。(だからこそ、把握&網羅したかった!)

前回の記事で取り上げた30分以上に渡る演奏からも、この曲に対するこだわりがうかがえますし、
特別な曲であろうことは、去年(2013年)のset listからも感じていました。



↓の----で囲った部分は、去年の英国ライヴ後、set list とOfficialコメントを入力したところで
作成&upを断念したもの。
断念した理由、それは「嫉妬」。どうにもならない「嫉妬」とそれを超えた「せつなさ」です。(イタイ。)
大好きな「英国」にヤキモチをやいて、自分の思い(意見や感想)を書くことができませんでした…。


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Set List : Jamiroquai @ Magic Summer Live Guildford, UK 2013/7/13/Sat

Alright
Use the Force
High Times
Virtual Insanity
Little L
Canned Heat
RDLS(Acoustic Version)
When You Gonna Learn
You Give me Something
Runaway
Travelling Without Moving
Cosmic Girl
Love Fool
Deeper Underground
White Knuckle Ride

以上15曲


↓Officialに載っていたコメント。
Jamiroquai are preparing for their show in Guildford on Saturday 13th, their only show in the UK this year.
Jay says,
" Looking forward to Guildford! Seems like a long time since we played in the UK. Probably because
 it HAS been such a long time! A home gig is always special coz so many friends are in the audience
it gives us a real buzz to be playing on stage. As ever, no idea what the weather has in store. We've
been deluged before so hopefully this will be the time the sun decides to make an appearance. "

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set listがupされた時に「あぁ、やっぱり英国は特別なんだな…。」とせつなくなった記憶があります。
(ええ、ただの嫉妬です。)
※ライヴ前(当日)はこんなに“能天気”でした。⇒ Jamiroquai、今日は英国Guildford Live!…とわたしの英国map。



後半部分のJayのコメントはライヴ前にupされたもので、「英国は特別」感満載。
(だって“HAS”が大文字になってるもの…。ううぅっ。)


当たり前です。えぇ、えぇ、当たり前です。そりゃそーですよ。当然ですよ。
(だって“A home gig”って云ってるもの…。うぅぅぅーーっ!!)


でもそれがなぜか?ツラくて悲しくせつなくて…。
(だって“always special”って云ってるもの…。うえぇぇ~~ん!!)



私がチェックした限り、『W.Y.G.L.?』が演奏されたのは、去年21公演中で唯一の英国ライヴだった
Guildfordだけでした。(確認ミスでしたらすみません。)
前回の記事(When You Gonna Learn?』を極める。<9-P.V. & Live 1992-2013>”)の中に載せたGuildfordの
『W.Y.G.L.?』はデビュー時よりもかなりアレンジされていますが、それでも「特別感」は演奏前のJayの
言葉からも、オーディエンスの反応からもうかがえます。あージェラジェラです…。(くどくてすみません。)



特別な土地(ホームグラウンド)で、特別な曲(デビュー曲)を演奏したのですね。(あぁ~~行きたかった。)




そんなこんながありつつも、相変わらず「この曲からJamiroquaiのキャリアが始まったのね~。」と
思うと胸がきゅぅ~んとします。
これってきっと、「この音は、1992年のJayとその周りの英国の“空気”も含まれているから。」と思うからだ
…と云うことに最近気が付きました。笑。そう考えると“音源”って不思議です。(私がヘンなのかも?)



『W.Y.G.L.?』の魅力に改めて気が付いてハマッた今年(2014年)の6月からもう何百回と聴いている…と思います。
朝聴くと元気が出るし、夜ヘッドフォンで聴くと違う感動があります。今もこの記事を作成しながら
"Digeridoo"(定番)ヴァージョンを聴いています。



Digeridooの深く響く音、それと交代するように入るストリングス、そしてパッパラッパラッパ~♪の
ホーンと、後半からはそのリズムに合わせて叩かれるドラム。好きだなぁ~。
そして何よりも瑞々しいJayのヴォーカル。50秒あたりの力の入った歌い方も好き。
Oh~we DEPEND” のところ。意味としては⇒ 頼りあわなければ ⇒ 信頼しあわなければ
…というニュアンスでしょうか?何度聴いてもグッときます。
流れるようなフェイクも好き。なんなのでしょうか?この声、発声、グルーヴ感と安定感。もうメロメロです。



デビュー曲にするには、『Natural Energy』はモノ足りない(パンチがない)し、"Original Demo"ヴァージョンは
魅力的でJayのファルセットも聴けてうれしいけれど、ちょっとマイナー感があるし…。
やっぱり“Digeridoo”ヴァージョンが、Jamiroquaiサウンドのエッセンスがギューッと凝縮されていて好き!
これがデビュー曲でよかった!!



発表されてから20数年経った今でも全く色あせずに通用しているコトもスゴイ。(…と云う思いも手紙に書いたっけ…。)
今も通用していると云えば、歌詞の内容も。(皮肉なことですが…。かなしいけれど…。)



タイトルでもあり、“Canté Hondo Mix”ではコーラスのように繰り返し演奏されていた
"When you gonna learn?"と云うフレーズ…。



     When you gonna learn? ⇒ いつになったら気づくんだい?



だなんて、いい意味で“攻撃的”と云うか、ちょっぴり挑発的だと思いませんか?
        



          こんな↓風に






まさに “Now that's vision.” です。
-High Times Singles 1992-2006 ライナーノーツより-
 
 
今も変わらない、真っ直ぐ射るような視線に胸きゅんです。(最後までイタイ。) 
 
 
- The End - 
※全10回、最後まで読んで下さってありがとうございました。
 
 
 
※サイトのホームページはこちらです。 ⇒ 『Jamiroquaiの壺。
(過去記事に追記した場合にも↑こちらでお知らせしています。)

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