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MOTO(佐野元春) アルバム『BLOOD MOON』 全曲ひとこと感想 by coty

2015 / 07 / 31 / Fri 


前作から約2年4ヶ月ぶりに発表されたMOTO(佐野元春)のアルバム。
発売から一週間経ったので新鮮な内に第一印象をメモしておきます。

何の書評も評論もMOTOのインタヴュー等も見ていません。おまけに専門的な知識もありませんので
的外れなコトを書いているかもしれませんが、正直な“ファーストインプレッション”を記録しておきます。


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あらゆるメディアをシャットアウトして、予備知識&先入観なく聴いた今回のアルバム。


一曲目のイントロから最後の曲まで、MOTOのアルバムで
「こんなにドキドキしたアルバム」は初めてでした。
キャリアを重ねるのと比例して進化し続けるMOTO。改めてホレ直しました。


その前に…

↓のアルバムジャケット、CG、イラスト、写真、どれだと思われますか?(答えは一番下に。)




それでは私の「全曲ひとこと感想」を。
※斜体文字は「グッときた&気になった歌詞」です。



MOTOHARU SANO & THE COYOTE BAND     『BLOOD MOON』


1. 境界線 ・・・ ピアノの前奏がなんともスリリング。「何かがはじまる…!」と云う感じ。
          オープニングチューンにぴったり。

            「どんなオチがついても 選んだ道に花を飾って 明日、境界線を越えていこう」
            「これ以上、待っていても無駄だろう」
            「知っている事のすべて 夢見る力のすべてを使って 明日、境界線を越えていこう」
            「運命のせいにはできない」





2. 紅い月 ・・・ 英題は“Blood Moon”。アルバムタイトル曲。重々しい曲を想像していたけれど
          全くそんなことはなかった。小気味良いロック。でも歌詞はちょっぴりシリアス。

            「もう振りむくことはないよ 人生は短い」
            「夢は破れて すべてが壊れてしまった」
            「大事な君 心を偽らないで そう、もう一度好きなように 踊ろう」





3. 本当の彼女 ・・・ ギターのストロークとリムを刻むカチカチという音が印象的。
              初めて聴いた時、歌詞にグッときて泣けてきました。アルバムに一曲は
              私たち“大人女子”にむけた作品をそっと用意してくれているような気がします。
              同じように感じるMOTOファンの女性、多いと思います。

               「気取っているねと、人はいう 近寄りがたいよと、人はいう」
               「彼女のこと 誰も判っちゃいない」
               「燃える情熱を シルクのスカーフに包んで ただこの街に まともでいたいだけ」

              ジャスミン・ガール ⇒ レイン・ガール ⇒ レイナ ⇒ 本当の彼女…でしょうか?




4. バイ・ザ・シー ・・・ 終始軽快で心地良いテンポの曲。ドライヴしながら聴きたいな。
               MOTOの作品「愛のシステム」と「ボリビア-野性的で冴えてる連中」を連想しました。

                「週末は君と街を離れて 海辺のコテージ バイ・ザ・シー」
                「本当に欲しいものは何」
                「賢い君はもう見抜いている」

                ※聴いた途端、Jayを思い出しました。スコットランドの別荘のせい?




5. 優しい闇 ・・・ タイトルから「しっとりしたスローテンポな曲」を想像していたら逆でした。
            アップテンポで歌詞はシニカル。疾走感の中で歌いあげている感じ。

             「あれから何もかもが変わってしまった」
             「ひとつだけ言えること この心 何をしても 君を想っていた」
             「約束の未来なんてどこにもないのに」




6. 新世界の夜 ・・・ この曲の雰囲気こそ前曲のタイトルっぽいな~と。優しい声で歌いあげています。

               「不確かな事だけが 確かなこの世界」
               「待っていたって何も変わらない」




7. 私の太陽 ・・・ アルバム収録曲の中で一番びっくりした曲。イントロにインパクトありすぎ!
            淡々と刻まれるドラムに途中のピアノもすばらしい!!終始ドラマティックな展開。
            上質な“振動”、この“躍動感”大好き!!ライヴで聴きたい!!

            「Gee Bop a Doo Gee Bop a Doo…」
            ※似たフレーズ、他にもあったような…『ボヘミアン・グレイヴヤード』…かな?





8. いつかの君 ・・・ さらーっと聴けてしまうロックンロール…?と云った感じ。

             -特になし-




9. 誰かの神 ・・・ 「聖者」、「教祖」、「神」。MOTOの作品にときどきあらわれるキーワードたち。
            辛辣で皮肉いっぱいの歌詞を軽~く歌いあげた、MOTOならではと云える作品。

              「みせかけの心が綺麗だ」、「うわっ面の罪は尊いよ」、「清らかな言葉が得意だ」
              「祈る姿もキマっている」、「どこかの教組になりたいか」、「だれかの神になりたいか」

              ※Jamiroquaiの『STAR CHILD』に通じるものを感じます。




10. キャビアとキャピタリズム ・・・ イントロからいきなりカッコイイ。ギュィンギュィンギターとドラムに
                       ガツーンッ!!とカツをいれられた感じ。
                       MOTOのヴォーカルもバンドの演奏もすばらしい!!特にドラムの
                      “おかず”(=フィルイン)とクラッシュでの曲終わりがサイコー!!
                       スカーーーーッッとします。(一発録り?わかりませんが。)
                       これもライヴで聴きたい!!

           「結局誰かの都合のせいさ」

※この曲も途中からクラップが入ります。




11. 空港待合室 ・・・ 前曲のスカッとした終わりの後、アナログレコードチックな音と穏やかな
              ストリングスのイントロが流れ…たと思ったらいきなりがっつりアップテンポに。
              途中から入るクラップ、小さく入っているMOTOの“Hey!”も楽しい。

              「けれど忘れられない歌がある」




12. 東京スカイライン ・・・ 心地いいギターのストロークからはじまる、アルバムの“締め”にふさわしい曲。
                 ガガガガガァァァァーーーーーーーーッと11曲聴いてきて、しっかり上がった
                 心拍数を下げる為のいいクールダウンになってくれます。爽快感と共に
                 「あぁ、これが最後の曲か…。」と一抹の寂しさも呼び起こす曲。


                  「東京スカイライン 蒼いセロファンの海」
                  「ポケットの奥を握って 何度さよならをしただろう」


                 いい余韻を残してくれる、映画で云うところの“エンドロール”。
                 いい映画を観終わった後ってなかなか席を立ちたくない…。
                 …そういう感じです。




以上が「ひとこと感想」です。
まだ10回もリピしていない時点の感想が、今後どんな風に変化していくのか楽しみです。



MOTO~~~~、こんなにステキなアルバムを届けてくれてありがとぉぉぉぉ~~~~!!


答 : 写真(一発撮り!だそうです。驚。)



関連記事 ⇒ 聴きたいっっ!! Jamiroquai のハイレゾ盤!!…の巻。



※サイトのホームページはこちらです。 ⇒ 『Jamiroquaiの壺。
  (過去記事に追記した場合にも↑こちらでお知らせしています。)

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