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再び、「ライヴを楽しめるコトは“奇跡”」…の巻。

 2017 / 04 / 14 / Fri 


先日はライヴ後の不安についてupしましたが、「心配事の9割は起こらない」と云う本を読んだことが
あるのを思い出しました。笑。よかった。


“禅”関係の本が好きです。シンプルで。





以上、余談でした。


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~なんちゃらかんちゃら~window~

Jayが歌っている『Summer Girl』を聴いていてハッとしたコトを。(いい曲です。涙。←泣いてばっかりです。)



マルタ共和国に Azure Window という観光名所があります。そうです、“window” つながりです。
(後で出てきますが、正しくは“あった”と過去形になります。)
Azure は、アジュール、アズール、アズレなどと日本語表記されます。


マルタ共和国は3つの島からなる島国で、イタリアのシチリア島の下に位置しています。
英国領だったので公用語はマルタ語と英語。車も左側通行。横断歩道の信号?も英国と似ています。
(画像は一枚を除き、全て2010年にcoty撮影です。)


   ↓オレンジの球体。英国は黄色。

最近ではEU首脳会議の開催地としてニュースに登場していました。




さて、その観光名所 Azure Window です。※この画像は後で出てくるBBCサイトからお借りしています。

きれいです。波の浸食で岩に大きな“窓”が開きました。まさに自然が創り出した“窓”。



ここに2010年に行きました。


首都ヴァレッタのあるマルタ島からフェリーに乗って30分のゴゾ島へ移動。
港から街の中心ヴィクトリアまでバスで移動し、そこからこの海岸まで往復約12kmを自転車で。
(当時は元気が有り余っていた模様。)

その時のレンタサイクル。(自転車止めも“自転車”になっていてカワイイ。)


ところが海岸に近付くにつれ、道は険しくなり坂もすごくて思った以上に時間がかかってしまいました。
この先に Azure Window があります。わかりづらいですが、すんごい坂道なのです。
(盗難防止のチェーンがゴツくって恐かったです…。でもいざとなったら武器にできてたな。笑。)



私の最接近画像。↓全景まであともう少しでした。歩いている人もいました。まさかこれが…、…、…、。


あと数十メートル(数百メートルかな?)近付けば全景が見えるのに、帰りのフェリーの時間が気になって
これ以上近づくことをあきらめました。


その時の私は


「また来ればいい。本当に見たいと思えばいつかまた来られる。今度、全景を見よう!!」


と思いました。(本当にそう思ったのです。遠いけれど、再来しようと思えばできると思っていたし、
それくらいまた来たいと思った国だったから。)



ところが!



です。



まさかのニュースが先月入ってきました。



その Azure Window が嵐で崩壊(collapse)したというのです!



BBCのサイトへ。(崩壊前と崩壊後の画像あります。) ⇒ Malta's Azure Window collapses into the sea
※冒頭のきれいな全景画像もこちらからお借りしました。


マルタの首相もショックを受けていました。 ⇒ アズール・ウィンドウが崩壊 マルタ首相「胸が張り裂けそう」


もちろん私もショックでした…。


「こういうコトもあるんだ…。
 観光名所だからと云って、いつでも見られて、いつまでもそこにあるワケじゃない。」


と痛感。しばし放心状態でした。


そう云えばこんなこともありました。

英国グリニッジ(The O2 のある近く!!)にあの、紅茶の茶葉を運んだことで有名な船“カティサーク号”が
あります。私は2002年に見て、2011年に近くに行ったので見ようと思ったらありませんでした。
なんと2007年に火事で焼失してしまったとか。(2012年に寄付等によって復元されました。)


カティサーク号は復元できましたが Azure Window は無理です…。



とにかく、人生何が起こるかわからない…と云うコトを年齢を重ねるごとに実感しているので
やりたいことはやっておこう、行きたいところには行けるときに行っておこうと数年前から思って
きましたが、今回の件で改めて思いました。



そういう点から考えると、好きなアーティストのライヴを楽しめるコトは“奇跡”だと思っています。



…なんかこれも以前書いたコトがあるような気がする…



やっぱりありました。 ⇒ #206 ライヴを楽しめるコトは“奇跡”…の巻。 (2014/06/26)

当時ポール・マッカートニーやらミック・ジャガーの公演キャンセルがありました。
そして突然亡くなってしまったマイケルのことを思い出して作成した記事でしたが、
先日のTobyの訃報もそう。先のことはどうなるか誰にもわからないと痛感&再認識しました。
(何かをしようとして一歩踏み出せないときに読み返したいと思います。
 記事にいただいたコメントで、“上海実況中継”を思い出しました。なつかしー。笑。)


  ↓抜粋です。いいこと書いてるかも。自画自賛、すみません。



何よりも「やりたいこと」や「行きたいところ」があるコト自体がしあわせなコトです。



ライヴに限らず、
行きたいのに行こうか行くまいか迷っているのであれば、
いろいろな条件が揃ってタイミングも合えば、
自分が少し無理すれば許される状況にあるのであれば、
「えいやっ!!」と、行くことにしています。

もちろん、自分の環境や周囲への「感謝」の気持ちとともに。




先日久しぶりに読み返した2013年の上海ライヴレポの最後を、私は次の言葉で締めくくっていました。




「世の中に、自分で試してみないでわかることなんか、一つもない」   作家 五木寛之




…最終回につづく。(NHK大河ドラマ「直虎」風に。)


マルタでのウソみたいに絵になる一枚。にゃんこもいます。




※サイトのホームページはこちらです。 ⇒ 『Jamiroquaiの壺。
  (過去記事に追記した場合にも↑こちらでお知らせしています。)

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