こうして映画を取り上げるのは初めてです。(MOTO=佐野元春の映画を除いて。)
なんだか心のすみっこにひっかかっていたので今回upすることにしました。
↓先月の備忘録抜粋です。(2013年11月11日)
| 11(月) | 昨日お出かけした際にすごく観たいと思う映画を発見しました。久々にビビビッときましたょ。 1990年代、毎週のように映画館に行ってました。もちろんお家でも観ていました。 でもある時期から「真実(ドキュメント)に勝るものってないのでは…?」と思うようになり、 しだいに足が遠のいていきました。…と云いつつもちょこちょこ観ていますが…。( ^)o(^ ) 好きな映画と云うと、当時のものにかたよっています。いつかupしたいなぁ~。 |
で、↑の「ビビビッ」ときた映画が↓でした。
どこかで聞いたような邦題ですが、原題は『パリのエストニア人(女性)』。確かに原題のままだと
あまり興味を持ってもらえないかも…ですね。(『クロワッサンで~』の理由はちゃんとあります。)ストーリーは↑のチラシの下にもちょこっと書かれていますが、裏の文を引用します。
はじめてパリにやって来た家政婦アンヌと、裕福だが孤独な老婦人フリーダ。
住む世界の違う2人が出逢い、再び人生が微笑み始める---。
心の奥に温かな灯をそっと点す感動の実話。
フランス=エストニア=ベルギー、映画。
『感動の実話』という文句に魅かれ、ハンカチを握りしめて映画館に赴きました。
(この映画の監督の母親の実話を基にした物語だそう。)
※ちなみに、チラシ写真の左側の女性が家政婦アンヌ、右側がフリーダです。
私は一瞬、どちらがどちらなのかわかりませんでした。笑。
そして↓が観に行った11月20日の備忘録。
| 20(水) | 午後休。 映画館へ。先週の日曜日にビビビッときた映画を観に。…何が云いたい映画だったんで しょう…あの映画は…。他の人の感想が気になりますが、まずは自分の感想を脳内整理中。 |
そうです。正直、期待ハズレだったのです。
映画は暗くはじまり、淡々とすすんでいきます。
(あまりにも暗くて開始早々、後悔しました。)
反発し合う2人の女性がゆくゆくはチラシのように仲良くなることはわかっていますが、
その過程があまりにも淡々としていました。「え?もう仲良くなったの?」みたいな。
おまけに一方では「そんな短絡的な流れになる?」的な展開もあり…。(興ざめしました…。)
そして最後に「へ?」という感じで終わります。
(ハンカチは最初の方でちょこっと使用しましたが、なくても大丈夫な程度でした。)
…自分がこういう映画に感動できなくなったの…?
…というか、理解力がなくなってしまったのかしら…?と、少々焦りました。
でも、考えてみれば「実話」だからこそ淡々としているのかもしれません。
Truth is stranger than fiction.=「事実は小説より奇なり」という言葉もあります。
英国の詩人バイロン(Byron)の言葉です。(ちょっと違うか…。)
冒頭からしばらく暗いのですが、アンヌがエストニアからパリに出てきたときのシーンで
↓この曲が流れます。
YouTube: Joe Dassin - Si tu t'appelles mélancolie
歌手名はジョー・ダッサン、邦題は「メランコリーというのなら」。
到着シーンを思い出します。
アンヌの新しい生活への期待と不安が入り混じった心境に合っていました。
この映画の私的見どころは、3つありました。
まず、1つめは家政婦アンヌ。…の髪型。
(アンヌ役はライネ・マギというエストニアの女優さん。50代半ばらしいです。)
彼女の無造作に束ねたブロンドのおくれ毛がステキなのです。(←またヘンなところに注目している。)
憧れていたパリにやってきたアンヌが夜や早朝のパリを散歩(散策?闊歩?)します。
街並みやショウウィンドウに見とれる表情が少女のように輝いて…。印象的なシーンです。
そして、(計算された?)おくれ毛もパリのひんやりとした空気にキラキラと揺れて…。
ややこしい表現ですが…。ステキでした。
(私も旅先の早朝の街を散策するのが好きです。特に朝の空気は澄んでいて格別です。
たまにジョグしたり。路地なんて最高です。あの‘恍惚感’にも似た感覚…。そんなことを思い
出したので今回‘英国’カテゴリーにしました。)
2つめが、夜や早朝のパリの風景。もちろん?エッフェル塔も出てきますよ。セーヌ河も。
夜景は本当にきれいで、フランス好きの方にはたまらないでしょう。
そして3つめ。
なによりこの映画の最大の見どころは、
(現在の)ジャンヌ・モローが観られる!!
ということです。
フリーダを演じる御歳85歳の彼女、シャネルを堂々と?着こなしています。(なんと私物だそう!)
イヴ・サンローランのカーテンをはじめとしたインテリアや、優雅な食器もおしゃれでした。
チラシのアンヌが着ているコートはフリーダが貸したものなのですが、バーバリーだったような…。
フリーダは朝食を「クロワッサンと紅茶」と決めています。クロワッサンはスーパーではなく
ちゃんとその日の朝パン屋さんで焼いたものを。そしてカフェ・オレじゃなくて紅茶。
(ちなみにジャンヌ・モローーの父親はフランス人、母親は英国人。偶然?)
とにかく彼女、存在感ありすぎ。国宝級です。なにもかも見透かしてしまいそうな眼力を感じます。
(くどいですが)現在の彼女を観られるだけでも一見の価値ありです。
彼女と云えば『死刑台のエレベーター』ですね。久しぶりに観たくなりました。
つきなみですが映画館を出た後、近くのパン屋さんでクロワッサンを買って帰りました。
最後の2個をトレイに取ってレジに行くと、映画館で一緒だった初老の女性も買っていました。笑。
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12月14日にピーター・オトゥール(Peter O'Toole)が、翌日15日にジョーン・フォンテイン(Joan
Fontaine)が亡くなりました。私が印象に残っているのは、ピーター・オトゥールは『ラスト・エン
ペラー』、ジョーン・フォンテインは『断崖』です。お二人とも美しかった…。
ご冥福をお祈りします。
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※サイトのホームページはこちらです。 ⇒ 『Jamiroquaiの壺。』
(過去記事に追記した場合にも↑こちらでお知らせしています。)


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