※昨晩、BSではじまった新番組にドナルド・キーンさんが出ていたのを機にup。
先々月(3月)24日の備忘録抜粋。
24(火) | 昨日の朝、アンダーグラフのDVDを観ました。『真面目過ぎる君へ』が急に聴きたくなって。 初めて聴いた時、歌詞の「正直者がバカを見てしまうと肌で感じて解るんだろう? でもね今は君が君を捨てる時じゃない」が衝撃でした。約8年前、この歌詞にどれだけ支えられた ことでしょう。今でも思い出しては当時の気持ちを忘れないようにしています。あぁ~、今こうして 見ていてもグッときます…。涙。(やっぱりアンダーグラフのDVDとCDは持っておこうかな…。) 涙と云えば“何度読んでも涙が出る記事”があります。来月以降“その時”がきたらupします。 (Jamiroquaiには関係ありません。) |
この“何度読んでも涙が出る記事”が↓の2011年6月14日の新聞記事です。切り抜きです。
※厳密に云うと、“何度読んでも涙が出そうになる記事”…です。笑。
キーン氏の日本に対する愛情あふれるコメントの数々が感動的なのはもちろんですが、
まず見出しの「日本考えない日はなかった」を目にした瞬間に胸をしめつけられました。
(本当に何度読んでも胸にグッとくるのです。)
文中から計算して(記事の時点で)70年近く毎日日本を思ってこられたのですね…。
この言葉を私に置き換えて云わせてもらえれば「英国を考えない日はない」となります。
出身も思う国も違うけれど、“思い”は同じ…だと云わせて下さい。
日本文学の第一人者であり親日家でもあるキーン氏のことは以前から知っていましたが
この記事を読んで以来ますます気になる存在となりました。瀬戸内寂聴さんとの対談番組は
永久保存版にしています。
氏は東日本大震災を契機に日本に移り住むことを決意し、2011年の9月1日に永住のために来日。
『家具などを全部処分して、やっと日本に来ることができて嬉しい。』
記者会見でのこの言葉にさらに感動。
なんでもない普通の言葉かもしれませんが、グッと心を掴まれました。
「やっと日本に来ることができた」と同時に「すっきりした」という感情が表れていると思うのです。
氏の言葉の主旨とは逸れてしまうかもしれませんが、本当にやりたいことの為に必要なのは
“モノ”ではないのだと。
数年前からもちモノを減らしてきた私としては、「今いる場所から別の場所に移動する際に
いかに所有している“モノ”が負担になるか」と云うことを想像してきたので、本当に大変な作業
だっただろうなと理解できます。
この数年間このキーン氏の記事の他に、常に心に留めてきた2つの言葉があります。
まず、四角大輔さん著『自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと』のエピローグ、
『アウトドアウェアを詰めたバックパックを背負い、釣り竿と、釣り道具が入ったトランクを持って成田空港へ。
人が生きる上で本当に必要な荷物は、こんなにも少ないのかと知る。今までに味わったことのない
“身軽さ”の快感に身を震わせながら、ぼくはついに夢を叶える旅に出たんだ。』
という文。この文章を読んだとき、私も身震いしました。
そしてMOTO(佐野元春)の『ポーラスタア』という曲の歌詞、
『その心の糸を張り替えて 今から静かに支度しておこう
その日が来たら 何もかも すべてうまく動きだすように』
これら3つを心に留めて過ごしてきました。
3年後を“ゴール”に決めてもちモノの整理を真剣にはじめたのは3年前の3月でした。
当時、「3年後はどうなっているのかな。実行できるかな。」…と思ったものです。
そう思った年の夏、人生のドン底を経験し、その直後にJamiruqoaiの音楽と出合いました。
振り返ってみると本当に3年間なんてアッと云う間でした。(年齢のせい?苦笑。)
Jamiroquaiの音楽がなければきっともっと長く感じたと思います。
そして“ゴール”する準備がほぼ、整いました。
※サイトのホームページはこちらです。 ⇒ 『Jamiroquaiの壺。』
(過去記事に追記した場合にも↑こちらでお知らせしています。)
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